戦場ルポ ウクライナの部隊、ヒマワリ畑から長距離自爆型ドローン発進させる(16日朝)…指揮官「ロシアを自由に攻撃できる」「昨夜はモスクワを狙った。次はクリミアだ」

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2026年08月21日
ウクライナ軍の「無人兵器軍」第413独立連隊は16日朝(現地時間)、同国南部のヒマワリ畑からロシアに向けて無人機(ドローン)を発進させた。連隊の指揮官はこう説明した。「ロシアの軍事基地、石油関係の施設などが標的だ」。AP通信によると、発進させたのは国産のFP1。ウクライナの最新の戦術は、長距離ドローンをロシア領内深くまで飛ばし、軍事、社会資本、物流の拠点を攻撃することだ。FP1の航続距離は1600キロ・メートルとされる。
 指揮官は、前夜に首都モスクワの南約45キロ・メートルにある通販大手「ワイルドベリーズ」の倉庫を攻撃したことを認めた。ワイルドベリーズは「ロシア版アマゾン(Amazon)」とも称される。指揮官は、一般のロシア人に戦争のコストを思い知らせれば、ロシア政府が交渉に戻らざるを得ないと考えている。
 指揮官は淡々と述べた。「今週は、ロシア南部にある、高価な防空システムS400を攻撃した。先月は、(ロシア第2の都市で、プーチン大統領の地元の)サンクトペテルブルク近くの標的まで飛ばした。そこには、石油精製施設や軍事施設があった」。そして、「今週は(ロシアが一方的に併合した)クリミアだ」。
 夜が明けると、ドローン操縦士はほとんど眠っていないまま、約20機を次の攻撃に向けた。機体を発進させると、部隊の隊員は機材をまとめ、作戦の痕跡をほとんど残さなかった。車で向かうのは、次の拠点、すなわちドローンを発進させる場所だ。敵に発見されないようにして、攻撃を繰り返す生活だ。
 指揮官はロシアが侵攻を始めた2022年2月は、大学で哲学を専攻していた。前線での勤務を志願して、きょうだいと一緒に軍に入った。しかし、きょうだいは首都キーウ防衛のさなかに戦死した。その後の数か月で、この指揮官は将校に昇進し、24年の部隊発足と同時に責任者になった。
 部隊には、オペラ歌手、コンピューターのプログラマー、ラッパー、チェロ奏者だった人もいる。彼らだけではない。ウクライナの軍人になっている人の多くは、4年半前の開戦で人生が変わった:映像16日AP 2026年8月21日公開

<関連の動画=前夜に攻撃したロシアの物流倉庫が炎上>
 「ロシア版アマゾン」倉庫がまた炎上、黒煙が上空に…モスクワ州にウクライナが「最大規模」のドローン攻撃、その他の倉庫も標的に
    https://www.youtube.com/watch?v=Zw1hn23Yag8

<2022年の動画>
米国供与の榴弾砲で東部戦線の露軍陣地を攻撃…ウクライナ軍、「高性能」と評価
  https://www.yomiuri.co.jp/stream/article/19566/

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