鈴木宗男議員「私は自民党に育てられた政治家」…臨時国会召集で北海道関連の議員が意気込みを語る…消費税減税は? 裏金問題は? ガソリン暫定税率は? 有権者の示した民意は実るのか

北海道ニュースUHB
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2025年08月01日
7月に行われた参議院選挙を受けて、臨時国会が召集されました。北海道選挙区で当選した3人の議員も登院し、意気込みを語りました。

 7月20日に行われた参議院選挙。3議席を12人で争った北海道選挙区の議員が登院しました。激しい3位争いを制し、何とか再選を果たした自民党の岩本剛人議員は。

 「自民党は変わらなければならないと、みんな思っている。どう変わらなければならないのか、消費税減税を含めて全体的な議論が必要。もう一度自民党が再スタートを切るため、どういう努力をしなければならないのか」(自民党 岩本剛人参院議員)

 トップで再選を果たした自民党の高橋はるみ議員。知名度の高さを生かし、いわゆる「裏金問題」への批判をかわしました。

 「地域に根を張っているのは事実。そのことに甘えていた部分があるのだろう。北海道内でも厳しい声があったので、一つ一つかみしめ反省を踏まえ党改革をしていく」(自民党 高橋はるみ参院議員)

 こちらも再選を果たした、立憲民主党の勝部賢志議員です。

 「食料品の消費税8%をゼロにし、ガソリン暫定税率を廃止して25円引き下げ。野党は合意ができているので、協議体を与党と作りできるだけ早期に実現する」(立憲民主党 勝部賢志参院議員)

 比例代表で自民党最後の議席に滑り込んだ鈴木宗男議員は、登院の前日に決意を語りました。

 「私は自民党に育てられ 育ってきた政治家。最後は落ち着くところに落ち着いた。北方領土問題の解決と日ロ平和条約を」(自民党 鈴木宗男参院議員)

 いわゆる「石破おろし」について、北海道の自民党議員からは。

 「政党のトップは結果責任だと思う。国政だけでも2連敗しているので、自身が設けられた目標設定との関係においてどうだったかを総括し、自身で判断するのが筋だと思う」(自民党 高橋はるみ参院議員)

 「石破総理の1人の責任じゃないと思いますし、それは2023年前の政権からけじめをつけられないで来たのが今の状況。これからどういうふうに自民党は変わらないといけないのか。そこをしっかり議論をする必要がある。その上で執行部が判断するのが僕は重要だと思う」(自民党 岩本剛人参院議員)

 「自民党が負けた一番の要因は、裏金議員のいわゆるけじめのつけ方がなっていなかった。誰も責任を取っていない。そこに国民の怒り、不満がたまった。石破さんに責任を押し付けるのが悪い」(自民党 鈴木宗男参院議員)

 「やはり責任を取るべきだという人がほとんどだと受け止めています。誰が総裁としての役割を果たすのかというのが決まっていかないと、なかなか物事は決まっていかない」(自民党 中村裕之衆院議員)

 石破総理の進退について割れる意見。野党議員からは。

 「総理は国の代表なので、政治を停滞させないようにする対応が求められる。いずれにせよ、しかるべき責任を取るべきだと思う」(立憲民主党 勝部賢志参院議員)

 「今回の選挙の結果って、石破さんだけのせいなのかって、自民党政治そのものに対するノーだと思うんですよ。単に石破おろしをしていても意味がないと私は思いますよ」(立憲民主党 逢坂誠二衆院議員)

 政治が停滞する中で、とどまるところを知らない値上げラッシュ。

 7月の参院選で多くの有権者が求めたのが物価高対策でした。

 争点となった現金給付か消費税減税かの議論。その行方はどうなっていくのでしょうか。

 「(Q:物価高の対策は?)それは今後の執行部がどういう体制になるかによりますし、どういう形で政権は誰が担うのか。どういう枠組みで進めるかによってまた変わってくる話ですから、これは今どうしようってことは言えない」(自民党 中村裕之衆院議員)

 「野党は今回の参議院選挙で、物価高対策を与党以上に強く主張してますので、そういったことをやっぱりしっかりやっていくっていう、その機運にしなければいけないと思っています」(立憲民主党 逢坂誠二衆院議員)

 与野党ともに手探り状態の中、実効性のある物価高対策ができるのか。


 有権者からは。

 「経済的にまわって手取りが増えた方がいい」

 「税金を物によって変えてほしい。ぜいたく品だけにしてほしい」

 「給付金はうれしいが、現実になるのかはあまり期待しない」(いずれも有権者)

 今後、国会で必要な議論とはどのようなことなのでしょうか。そして、政治はどのように動いていくのでしょうか。

 専門家は。

 「給付金であれば金額とか範囲とか、減税の場合は軽減税率部分だけか全体か。自民党、公明党がやらなければいけないのは、野党とどう話し合い枠組みをどうするのか。それより手前の石破総裁の辞任という話しかできていない。政治の機能不全が気になる」(国学院大学 山本健太郎教授)

 参議院選挙で示された民意は、実を結ぶのでしょうか。