「大きな決断だった、やってよかった」地震発生直後に政治資金ビアパーティー 自民党福岡県議団・松尾統章会長が自画自賛【福岡県議会】

RKB毎日放送NEWS
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2026年07月30日
正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑など様々な問題が明るみに出ている福岡県議会。

最大会派・自民党県議団のトップ=会長を務める松尾統章議員が28日、隣県の熊本で震度7、福岡で震度5弱の地震が発生した直後に政治資金パーティーを開催していました。

自民党県議団の内部からも開催を疑問視する声が上がる中、松尾会長は「やってよかった」と説明しています。

一人1万5000円 約600人の「ビアパーティー」開催

自民党福岡県議団 松尾統章会長
「私自身が決断をしました。やろうと。正直やってよかったと思っています。今後の政治活動において私自身の覚悟ができました」30日、福岡県議会の委員会終了後に自らの政治資金パーティーについて振り返った、自民党福岡県議団の松尾統章会長。北九州市小倉北区のホテルで28日午後6時から一人1万5000円の参加費で、およそ600人を集めた「ビアパーティー」を開催していました。<音声:視聴者提供>

自民党福岡県議団 松尾統章会長
「この会はですね、このパーティーは、皆様との御交流の場であると同時に私の政治活動を支えていただく政治資金パーティー。私自身も福岡県議会議員として、今この状況だからこそ、自分の言葉でしっかりと説明をしなきゃいけないというふうに思っております」

地震から1時間後にパーティーを決行 参加者に「私の議長就任時、金銭授受なかった」弁明も

開催の1時間ほど前に熊本県で最大震度7の地震が発生。厳しい暑さの中、懸命の救助・復旧活動が進められる最中でのビアパーティーの開催でした。

松尾会長によると、今回の政治資金パーティーは2部構成で行なわれ、最初の県政報告会では海外視察の問題や議長ポストをめぐる金銭授受疑惑について弁明していました。<音声:視聴者提供>

自民党福岡県議団 松尾統章会長
「海外視察、海外活動についてお話をさせていただきます。この問題については、私自身、率直に反省すべき点があったと考えています。私は十数年前に議長に就任しましたが、その際、金銭授受といったものは一切ありませんでした」

お笑い芸人による余興も

この後開かれたのは食べ飲み放題のビアパーティー。お笑い芸人による余興もあったということです。

自民党福岡県議団 松尾統章会長
「お笑いの方は、乾杯後の余興の中でのプログラムでして、今なったらそれは不適切だなと思わんでもないですけども」

若手議員「議員辞職にも値する」の声も

これに対し自民党県議団の内部からは「会長を辞職するべき」という声もあがっています。

自民党福岡県議団 若手議員
「地震発災でも開催したことは議員辞職にも値するし、政治家として恥ずかしい」

自民党福岡県議団 議員
「県議団会長としてふさわしい行為ではなかった。もっと先にやるべきことがある」

福岡県内でも震度5弱を観測

今回の地震では、福岡県内でも震度5弱を観測しています。

福岡県災害支援本部の本部長を務める服部知事は…福岡県 服部誠太郎知事
「こういうときにそういう会合を、特に飲食を伴うようなものであれば、なおのことでありますが、開くということについては、やはり不適切ではないかというふうに考えます」

松尾議員「大きな決断だった」と釈明

一連の疑惑や問題についてSNSなど自分から発信を控えてきたという松尾会長。

このタイミングでの政治資金パーティーの開催は「覚悟」だったと主張します。自民党福岡県議団 松尾統章会長
「もし28日、私は開催しなかったら、もしかしたら今でもSNSで今後のこの一連の報道について触れる自信があるかっつったら、わかりません。ぐらい大きな決断でした。28日が私の中の第一歩だと、もうその覚悟の中で28日臨んだ」

隣の熊本県で震度7の地震が発生した直後に行われた「食べ飲み放題」とお笑いライブを伴う政治資金パーティー。高額な海外視察や議長ポストをめぐる金銭授受疑惑について説明する場として適切だったのか、渦中の県議団のトップとしての見識が問われています。

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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2839753